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店/ギルド

【魔法屋/宿屋/神殿】
 大気基本原理宿屋(※)神殿
ソーピガル海岸○○○○○○○○○○6x10.00=  60
シーヘイヴン○○○○○○○○○13x19.23=250
ザ・クラッグ○○○○○○○○○○○○○○○12x16.67=200 
ハーバー・ディストリクト○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○15x30.00=450
スラム街○○○○○○○16x27.44=439 
エイジン半島[119-55]のアイダス       9x11.11=100 
エイジン半島[85-47]のタマル       20x27.50=550 
見張り塔B3[1-2]のレディ・テア       12x20.83=250 
フォート・レゲール1F[24-24]のニーラ       4x37.50=150 
「最大販売個数×単価=最大販売価格」。
手持ちのサプライに余りがある場合は「販売個数−手持ちの個数×単価」 の額だけ支払いを行います。
例えば手持ちが4の時にソーピガル海岸で購入した場合は、「(6 - 4) x 10 = 20」Goldとなります。


【その他商店】(朝8時(休息時は0時)に再入荷)
商品商品ランク(※)付加効果特記事項
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5PreSuf
ソーピガル海岸の武器屋近接武器/遠隔武器80%20%   50% 14 
近接武器/遠隔武器80%20%   100%100%1 
ソーピガル海岸の防具屋鎧兜80%20%   50% 19 
鎧兜80%20%   100%50%179%の商品に「火の防壁の」。
ソーピガル海岸の雑貨屋プチ体力ポーション       10 
プチマナポーション       10 
解毒剤       10 
83%17%   50% 3 
アクセサリ77%23%   100%50%5 
透視  100%    3 
ささやく影  100%    3 
潜在能力の秘薬       1再入荷なし
クリアポーション       10 
解毒剤       10 
ブースターポーション       10 
商品商品ランク(※)付加効果特記事項
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5PreSuf
シーヘイヴンの武器屋近接武器/遠隔武器 47%53%  25%25%1520%の商品に「地震の」。
   83%17%100%25%579%の商品に「地震の」。
シーヘイヴンの防具屋鎧兜 47%53%  25%25%15 
鎧兜   83%17%100%25%10 
シーヘイヴンの雑貨屋 47%53%  25%25%620%の商品に「猛火の」/「火の防壁の」。
ネックレス 100%   100%100%579%の商品に「火の防壁の」。
指輪    100%100%25%579%の商品に「火の防壁の」。
クロスボウ   83%17%100%25%579%の商品に「猛火の」/「火の防壁の」。
マイルド体力ポーション       10 
マイルドマナポーション       10 
ミディアム体力ポーション       10 
ミディアムマナポーション       10 
火/光/闇の巻物   50%50%  4 
クリアポーション       10 
解毒剤       10 
ブースターポーション       10 
ささやく影    100%  3 
商品商品ランク(※)付加効果特記事項
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5PreSuf
ザ・クラッグの武器屋近接武器/遠隔武器  84%16% 25%25%15 
ダガー   83%17%100%25%5 
ザ・クラッグの防具屋鎧兜  84%16% 25%25%15 
   83%17%100%25%5 
ザ・クラッグの雑貨屋  84%16% 25%25%66%の商品に「猛火の」/「火の防壁の」。
6%の商品に「地震の」/「地の防壁の」。
6%の商品に「暴風の」/「大気の防壁の」。
6%の商品に「霜の」/「水の防壁の」。
指輪  100%  100%100%524%の商品に「火の防壁の」。
24%の商品に「地の防壁の」。
24%の商品に「大気の防壁の」。
24%の商品に「水の防壁の」。
ネックレス    100%100%25%524%の商品に「火の防壁の」。
24%の商品に「地の防壁の」。
24%の商品に「大気の防壁の」。
24%の商品に「水の防壁の」。
   83%17%100%25%524%の商品に「猛火の」。
24%の商品に「地震の」。
24%の商品に「暴風の」。
24%の商品に「霜の」。
ミディアム体力ポーション       10 
ミディアムマナポーション       10 
強力体力ポーション       10 
強力マナポーション       10 
火/水/大気/地の巻物   50%50%  4 
クリアポーション       10 
解毒剤       10 
ブースターポーション       10 
ささやく影    100%  3 
商品商品ランク(※)付加効果特記事項
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5PreSuf
ハーバー・ディストリクトの武器屋   47%53% 25%25%1520%の商品に「暴風の」。
弓/メイス/斧   83%17%100%25%1579%の商品に「暴風の」。
ハーバー・ディストリクトの防具屋鎧兜  47%53% 25%25%2520%の商品に「水の防壁の」。
重装鎧   83%17%100%25%579%の商品に「水の防壁の」。
ハーバー・ディストリクトの雑貨屋   83%17%100%25%1031%の商品に「煌めきの」/「光の防壁の」。
31%の商品に「影の」/「闇の防壁の」。
31%の商品に「アーケイン」/「アーケイン防壁の」。
アクセサリ   100% 100%100%1531%の商品に「光の防壁の」。
31%の商品に「闇の防壁の」。
31%の商品に「アーケイン防壁の」。
強力体力ポーション       10 
強力マナポーション       10 
超強力体力ポーション       10 
超強力マナポーション       10 
光/闇/基本原理の巻物   50%50%  5 
クリアポーション       10 
解毒剤       10 
ブースターポーション       10 
魂のかがり火   100%   2 
ささやく影    100%  3 
スラム街の密輸業者装備    100%100%100%5 
   83%17%100%25%10 
ブラック・ファングのガントレット       1再入荷なし
巻物    100%  4 
秘薬アーケイン・レジスタンス       1再入荷なし
潜在能力の秘薬       1再入荷なし
魂のかがり火    100%  8再入荷なし
商品商品ランク(※)付加効果特記事項
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5PreSuf
エイジン半島[119-55]のアイダスプチ体力ポーション       10 
プチマナポーション       10 
透視   100%   3 
ささやく影   100%   3 
燃え盛る心組み  100%    3 
自由に流れる水  100%    3 
アクセサリ以外の装備 100%   50% 7 
装備50%50%   100%50%2 
体力の秘薬       1再入荷なし
マナの秘薬       1再入荷なし
エイジン半島[36-64]のナーラプチ体力ポーション       25薬剤師(雇用して利用)。
マイルド体力ポーション       25 〃 (以下同じ)
ミディアム体力ポーション       25 
強力体力ポーション       25 
超強力体力ポーション       25 
プチマナポーション       25 
マイルドマナポーション       25 
ミディアムマナポーション       25 
強力マナポーション       25 
超強力マナポーション       25 
クリアポーション       10 
解毒剤       10 
ブースターポーション       10 
秘薬バイタリティ       4再入荷なし
秘薬スピリット       4再入荷なし
エイジン半島[52-27]のホワン装備100%      5タカ匠(雇用して利用)。
商品商品ランク(※)付加効果特記事項
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5PreSuf
見張り塔B3[1-2]のレディ・テアクリアポーション       10 
解毒剤       10 
ブースターポーション       10 
強力体力ポーション       10 
強力マナポーション       10 
超強力体力ポーション       10 
超強力マナポーション       10 
蘇生    100%  5 
闇の防壁    100%  5 
魔法を祓う    100%  5 
フォート・レゲール[23-28]のパンダレオス近接武器  100%  25% 14 
遠隔武器  100%  25% 7 
フォート・レゲール[26-25]のミーヴィーン  100%  25% 4 
  100%  25% 8 
篭手靴兜  100%  25% 21 
フォート・レゲール[25-30]のジョフル   100%  25% 5 
ミディアム体力ポーション       3 
ミディアムマナポーション       4 
強力体力ポーション       4 
強力マナポーション       5 
超強力体力ポーション       5 
超強力マナポーション       3 
光の防壁の巻物    100%  3 
商品商品ランク(※)付加効果特記事項
Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5PreSuf
巻物の場合、Lv3がエキスパート(熟練者)、Lv4がマスター(達人)、Lv5がグランドマスター(神位)レベルとなります。

 

ゴシップ

【神聖帝国の最後?】
俺が思うに、今俺たちは神聖帝国の末期を生きてるんだ・・・。少なくともまあ、誰でも知っている話だが。考えても見ろ、エルラスは5世紀もの間、自分が最も力を持つドラゴンだってアシャン全体を説き伏せてきた。

そんなハッタリ、マラッサですら妬んだだろうよ!そんな恐れも無い今、帝国は持ちこたえられるか?植民地の奴らは独立し始めてるし、女王も手も足も出せない状態ときた。そんな巨大帝国が堕ちかけてるって言う状況で、エルフやらナガやら、魔法使いだかが、おこぼれをねらわないはずがない。そうだろ?」

【ロード・ハート】
客人の方々、申し訳ありませんが、私は1人の執事に過ぎないのです。それに、噂話や悪口は気に留めないようにしております。私から申し上げられるのは、ご主人様は、最も勇敢で誉れ高い、奇特なお方であるということのみです。」

【冒険家たち】
大きくなったら、アタシも冒険家になるの!アシャンを全部見てみたいのよ。「とばりの南」の向こうには何があるのか見たいし、「知られざる東」にも旅してみたいの。

あのでっかいオーロックスにラナールのオークと一緒に乗って、翡翠海岸のオリファントや北の炎の巨人を見に行きたい。ベイワースで一生を終えるなんて無理!考えるだけでも嫌!」

【アンの祖父】
おじいちゃんには何回かあっただけなんだけど、いい人だよ。アイパッチしてるけどさ、全然怖くなかった。お父さんは何も言わないけど、おじいちゃんて絶対、昔海賊だったと思うのよ、アタシ。すごくない?

私の誕生日には、斧バトルをしようって言ってたくらいなのよ。でもお父さんがダメだっていったけど。私がまだ小さすぎるって!小さくないわよ!もうすぐ9歳なのに!」

【偏在性】
どうやって色んな所に同時に姿を現せられるかって?悪いが、企業秘密だ。」

【ウィンドソード】
そうだ、俺は昔、ウィンドソードだった。そしてイラスの戦士・・・、傭兵だった。キャプテン・ヴェインに仕えて、ネクロマンサーのナーガルとの戦闘に参加した。他に戦った敵は・・・

ふむ、あまり良く覚えてない。おかしいな・・・。とにかく、その骨の折れる戦闘の後は、もう傭兵生活は気が済むほど味わったから足を洗って、商売立ち上げて日向の生活を始めたってわけさ。

ウィンドソードのことをもっと知りたかったら、シーヘイヴンにある管轄局に行ってみればいいよ。俺の訓練士ミランダがそこで勤務してるらしいから。」

【シャークマン】
2世紀前、魔法使いが人間と獣のハイブリッドを創造した。ハーピー、ケンタウルス、ミノタウルス・・・。このハイブリッド達は、デーモンズとの戦争で突撃兵としての役目を果たすように作られた。アガールという名の魔法使いはいささかお調子者でな

ワシの祖先も含むあらゆる種類の獣人を、特に必要でも無いのにいろいろ作り始めてしまった。

他の魔法使い達はワシらをどうしていいかわからんかったもんでな。アンタ、それはもう本気の「どうしようー」レベルだよ。というのも、魔法使い達は砂漠に住んでたんだ。

でも、ワシらはほら、一部魚だろ。だから、魔法使い達は、ナガへさ、外向の一環としてワシらを「進呈」したわけだ。ナガはワシらを受け入れ、名誉番人とした。それで、ワシらはナガの寺や宮殿、そして・・・、銀行なんかの番をしているってわけさ。」

【灼熱のハート】
「灼熱のハート」は俺の船だ。真の美だ。あ、「美だった」が正しいかな。」なんと、こいつはな・・・、あんた信じられないと思うけどさ、蒸気で動くんだ!グリムハイムでかつていた年寄りのエンジニア達はそりゃーそんなの不可能だって言ったさ。

火と水が結婚して何が産まれる、ってね!で、俺は今奴らが間違ってたってことを証明できたわけだ。もしボイラーが爆発しないようになったら、の話だけど。」

【ドワーフの海賊】
確かに、ドワーフの海賊ってのは珍しい。事実、俺1人だけだ。ドワーフってのは普通、水を嫌う。なぜ俺がそんなに水が好きかというのは、本人にすら分からない。ま、そういう事もあるだろ

蒸気駆動の機械や仕掛けに身を捧げる、なんていう変わった夢のせいで、一族から追放されてしまった後は、研究費を稼ぐ為には海賊になるしかなかったんだ。後悔はしてないがな。」

【冒険】
俺も、お前らみたいに冒険家の一行に入って旅をしてたよ。楽しかったもんだ。古代の遺跡を色々探査して、結構な金を儲けたぜ。ただ、そこら中にある危険をくぐり抜けることが先決だけどな!

俺はもう引退だ。幸せだけど、ちょっとうらやましいよ。この半島には、隠された寺や失われた都市があって、そこには宝や金なんかが探されるのを待ちかねてるって話だ。」

【クラッグ・ハックの健康状態】
ボジェキオはクラッグを治すことはできなかった。ボジェキオが知ってる病じゃなかった。うう。ボジェキオ恥ずかしい。でもクラッグ・ハックは健康。ボジェキオ的には、健康な人生とは、病気をしない人生のことじゃない。生き抜くことが人生なのだ!」

【生き抜いた者】
オレはずっと武器職人をやってたわけじゃないんだ。数年前、オレはオズウィン公爵のユニコーン公領軍の兵士だった。オズウィンは公爵という名から想像するような輩じゃない。奴は自分の兵士の命なんか何とも思っちゃいない。兵士達が自分に服従することだけを考えていた。

今は、奴は女王グウェンドリン政権の反対派の主格らしいが。アンタには正直に言う。女王は確かに間違ったこともした。でもな、公爵の人間に好きなように支配される帝国なんて、考えただけでゾッとするよ。」

【改革】
あたし、完璧にグウェンドリン派。もちろん、やり方間違ったこともあったし、失敗した改革もあった。でも彼女は少なくとも帝国を改善するために行動している。国家から教会を分離させる目的で彼女が掲げたグリフィンの憲章は、背信ではなくて必要なことなの。

特に、ウリエルの陰謀があった後では。あたしが言いたいのは、エンジェルズと教会が盲目的に信頼し合っていた時代はもう終わりだっていうこと。」

【行方不明者】
ソーピガルは普段は静かなんだけど、ここ数週間は特別に静かになったの。住民の中でも行方不明になった人がいるみたいだし、古い公衆井戸からは変なにおいがするし・・・。」

【海のエルフ】
海のエルフは今はなきシャンティリ帝国の一部だった。商人から漁師まで、あたし達エルフは海の浮き草みたいになったのよ。あたしのクルー、いわゆる一族は、家付きの船で潮の流れに沿って、地と水のドラゴンに祈りを捧げながら旅をして生活していた。

あたしも、自分のクルーの船が翡翠海を渡っている途中嵐で全壊してしまうまでは、みんなと共同生活していたの。その事故で、あたしはナガの海賊に救出された。助かったのはあたしひとりだけ。助けてくれた海賊が今ではあたしの新しいクルー、新しい家族なの。」

【クラッグとジョン】
そうだ、ワシはジョンの親父だ。驚いたか?お前とワシ、仲良くビックリってわけだ。ワシもそれは数年前に知った。ワシが若いときに愛した女が実は妊娠してて・・・、というよくある話だ。

ジョンとは初めは上手くやってたんだけど、時間が経つにつれて、お互いの住む世界の違いってやつが大きくなってきた。ジョンは自分が海賊の息子であることは隠したいわけだ。分からん話ではないよ。ただ孫娘にはもっと頻繁に会えたらなと思うよ。それだけだ。」

【ネクロマンサー】
あのドクロ面め。帝国の宝を積んだ船のルート情報を教えてやると言って、ワシに会いにきやがったんだ。ワシの方で金と宝石を取り分にしていい代わりに、奴の欲しい物を渡すって取引だ。

奴の欲しがってたのは、昔、皇室がハンマー滝の側で発見した古いシャンティリの玉座なんだが、ドクロ面は、そうだ、「改革の玉座」とか呼んでたかな。

やるこたあやったさ。仮にもワシは海賊だ、そうだろ?で、ドクロ面と子分達が玉座を取りに来たとき、ワシがちょっと冗談を言ったんだ。玉座がどんなに立派でも、座るんだったらケツは欠かせんだろうって。なんせドクロ面は、ホネホネの骸骨なんだ。骨だらけだったらそりゃあ、座り続けるのはツライだろうに・・・。

まあ・・・いい。確かに冗談の完成度はイマイチだ。わかってる。とにかくだ、そしたらそのウンコくさい魔法使いは、俺がいかにも下等生物のまだ下とでも言いたいような顔しやがって、何も言わずに出て行きやがった。

ワシの痛みが始まったのはそれから随分経ってからだ。クソっ、あのドクロ面の名前を思い出せさえすれば・・・。」

【改革】
グウェンドリンの改革については、どう考えていいかよくわからないわ。エンジェル達が私達の信頼を利用したのは事実だけど、国家から教会を離すというのは、どうかしら?エラルスの怒りをかわないかしら?帝国は第2次暗黒期の戦争で既にひどい目に遭っている今、そういう政策をするのにいい時機かどうかは疑問だと思うわ。」

【シーヘイヴンのナガ族】
シーヘイヴンにはもともと、土着のドワーフがいたの。そして今はナガの方にもいるのよ!あのヘビさんみたいなのは、水がある所にはどこにでもいるらしいわ。だから珍しくもなんともないはずなんだけど、でも・・・、遥か遠くの蓮帝国の生き物ってやっぱり珍しいんだもの。」

【エドウィンの説】
有能な天文学者なら誰でも、遥か彼方にある星をはっきりくっきりと見るには、例えドワーフレンズを使ったとしても難しい、と言うだろう。

私の方ではね、それは、物質と魂の世界を分つアシャンのベールの副作用ではないかという説が有力ではないかと考えている。最近の蝕で、私の説はある証拠によってより確かなものとなった。

誰もが知ってる通り、ブラッドムーンの月蝕は、エイシャのパワーが最大限に弱まる時でもある。それによって、デーモンが牢獄を抜け出すことが可能になり、アシャンに危害を与えることができるのだがね。また蝕が起こっている間は、ベールが普段より薄いということでもあり、そのおかげで私も素晴らしい観察に成功した。

それまで目にしたこともない、素晴らしい世界を見る事ができたのだよ・・・。我ら地球の様な丸い星が遠くに見えただけではないんだ。平坦な世界や、虚空洞の向こうに、何か不可思議な設計のようなものに沿って動く世界なども!誰も私を信じないし、気がふれてしまったと思っていることは、言うまでもないと思うがね?」

【エドウィンの亡命】
幼少のみぎりからエイシャのベールの向こうに何があるのかいつも考えていた。これら無数の星々が私どもの夜にあかりを灯すだけの為に存在する細かい斑点模様なだけであるはずが無い。

ドラゴンの神々が私達の世界を創世したという点については否定はしないが、宇宙はとてつもなく広く、神々の創造物かどうかは疑わしい。私達が住む世界の向こうに他の世界があったら、人が住んでいたら神まで存在したらどうなるんだろう。

想像つくだろうが、私の説について帝国は良い印象を持っていない。ある日、異端審問が訪ねて来たことがある。そして私を異端者だと言った。私は逃げた。帝国が狂信者と偏屈者だけであふれていたというわけでなかったのが救い。

友人のウムベルトと何人かがユニコーン公領から私をなんとかこっそり連れ出してくれた。探求は続く。人類の衝動は歴史前より存在した。それは未だ満ちておらず、抑圧もされない!」

【パラディンになるということ】
半島の総督だけがクルセイダーをパラディンにする権限を持っているの。」

【クルセイダー】
夫を殺害され、息子達を奪われた時、死ぬ事も考えたわ。でも、エルラス様が私を見つけ、新しい目的を授けて下さった。私はそこで戦闘の尼僧、つまり光のドラゴンの怒りと正義の権化、クルセイダーとなった。クルセイダーの中には、慈悲を受けて、エルラス様の聖なる光を受けるパラディンになる者もいた。

でもそれは私の選択した道ではないし、これから選ぶ事も無い。私にはもう、厳しく、白刃の様な慈悲しか残っていないのよ。」

【アーボス】
その昔、エンジェルとフェイスレスには、互いに争いをしかけ続けた時代があった。ひどい抗争で、世界中に計り知れない影響を及ぼした。それがかの、エルダー戦争。最終的に、エンジェルとフェイスレスは停戦に同意し、今ではそれは「黄昏の誓約」と呼ばれているわ。

でも、フェイスレス全員が平和主義とは限らない。アーボスなどは最たるもの。アーボスは一流の戦士であり、戦術においては鬼才。争いが終結した後、アーボスは光と闇の間をさまようもろい平和にとっては、脅威となったの。アーボスが武器を置く事を拒否した時、アーボス直属の部下が彼を投獄した。

12年前、アーボスは愚かな冒険家の一行の力添えによって脱獄に成功し、それ以来彼は報復の時機を狙っているというわ。

アーボスの最終目的が何なのか、私にはわからないけれど。フェイスレスの心は闇のラビリンスの様なもの。キャストールには、何か持論があるらしいけど。知りたければ彼に話をするといいわ。」

【イルイナ】
母の死後、わずかながらの母の遺産を取り合う腹違いの兄弟達を後に、私は船で西へ旅立った。そして、ティリャ湾にある小さな島ファーウィンドの下に、インシャノストという自分の王国を作ったの。

でもアイローランも帝国もインシャノストの平和を、そうっとしておいてはくれなかった。奴らの攻撃に抵抗はしたものの、結局私たちインシャノストは負けてしまった。

今では、私の、インシャノストの国民は、一握りしか残っていない。父親から力を借りようとしたけど、アーボスの呪文にかかってしまっていた。私は父親を解放出来るかもしれないとの思いで、暗殺教団のマスターの敵にまわった。」

【怪しげなエルフ】
それはきっと父親だわ。名前はサルヴィンというの。母親が死んだ時、父は母親の敵すべて・・・、つまり、私達アイローランの森のなかま、つまり、帝国の騎士全員に、報復することを心に決めた。アーボスは、そんなボロボロで悲惨な状態になっていた父を見つけ、復讐をしてやると申し出た。

父はかつては善良な人間だった。父が最初に、私達一族には自分達の王国が必要だと言った人間だったのよ。でも父はもう昔の父ではない。アーボスの物になってしまった。身も、心も。もしかしたらまだ助けられるのかもしれないけど、どうだかわからないわ。」

【魔法使い】
数ヶ月前、エブラヒムという魔法使いが現れて町の北西の隅にある家に引っ越して来たんだよ。人の良さそうな人だけれどね、ここ数週間誰も姿を見ていないし何があったかも分からない。家は空き家になっているみたいなんだけど、何か知ってるかい?」

【改革】
グウェンドリン女王は手遅れになる前に退位して、政治は摂政たちに任せるべきだ。ユニコーン公爵は正しい。女王の子供じみた改革は帝国をバラバラにしているだけだ!

ここ半島でも、既に始まっている。あの「グリフィンの憲章」が布告されたと同時に、カーサルの門が閉まり旅行者は進入禁止。あの街で何が起こってるか誰も分からない。でも反対派が宮廷を乗っ取り、帝国からカーサルを分離するという話を聞いたよ。な?これでもまだ始まったばかりだぜ!」

【海賊王】
キャプテン・ハックが海賊王になったのはもう10年ほども前の話だよ。あのイカれた尼僧のヒミコと壊滅信仰カルトとの戦いの途中だったかな。でもその前から既に、伝説だと言われてたけどね。俺が若造の頃にはハックの話をよく耳にしたもんだよ。」

【ハウス・キメラ】
知ってるかもしれんがな、サーエラム、いや、「第7のドラゴン」の方がよく知られているかな、そいつには、7人の弟子がいた。うち3人はそれぞれ最初の魔法アカデミーを設立した。

時と共に、アカデミーはそれぞれ独自の専攻分野を発展させて行った。ハウス・アニマは魂の召喚と結合、ハウス・マテリアは錬金術と古代シャンティリの建築、ハウス・エテルナは・・・、ふむ、「ネクロマンサー」だと言えば通じるだろう。それで全部説明がつく、本当に。

わしはハウス・キメラのアークマージだ。我々は紅の魔法使い、オークそして獣人の創造主だ。

残念だが、わしらのアカデミーは、みんな以前ほど・・・その・・・敬意を払ってくれなくなってしまったが。嗚呼、許されまじ実験の数々!シェグの権力者達との契約の数々!しかしだな、わしらはアシャンをカオスから救った。他のハウスどもが、この事をちゃんと記憶してくれているといいが。」

【ファラガーとクラッグ・ハック】
第2の蝕で空が赤く染まったときと、トゥイダーナの息子達の台頭の間には、動乱の時期があった。世界を変えるような出来事が次々と起こっていた片隅には、ブラインド・ブラザーズの巻物に記録されなかった多くの物語がある。

それでも、その名が人間の記憶力をしのぎ、カーサルからハンマー滝の町の人間全員の心に今でも鮮明に残るような、とんでもない偉業を果たした1人の英雄がいた。男の名は、クラッグ・ハック。赤毛で片目、傭兵であり野蛮人、そして・・・、海賊。

わしが何年も昔にこの目で見たことを話せる時がきた。あの向こう見ずな冒険の日々の話をしてやろう。」

【大図書館】
珍しい本や限定版のコレクションは僕の自慢だけど、セブン・シティーズにあるあの有名な魔法アカデミーの恐ろしい蔵書数に比べると、見劣りするのはそりゃ否定しませんよ。それに、もしも噂が本当なら、フェイスレスの伝説の図書館が、ここからちょうど北にある山あいにかつて存在したという話だからなあ。」

【ポニー】
僕には理解できない。近頃は何でみんな、ポニーやユニコーンにばかりこだわるんだ?」

【改革】
俺はグウェンドリン女王が絶対正しいと思うね。帝国でのエンジェルの政権は長すぎたよ。エルラスとその崇拝者達には申し訳ないけど、神聖帝国は俺たち人間のものなんだ。そろそろ、総督がエンジェルの子分みたいに振る舞うのは止めて、物事をさっさと片付ける時だよ。

それに、オズウィン公爵がエンジェル達をそんなに気に入ってるなら、自分があいつらの天上界でもなんでもに引っ越して、俺たちにはこの短い命の間、やりたい様に生きられる自由をくれってんだよ。」

【シーヘイヴンのドワーフたち】
シーヘイヴンには、少数だけどドワーフ一族が住んでいる。ドワーフ達は、昔住んでいた山砦が破壊されたとかなんとかで、それ以降はここに何世紀も暮らしている・・・。

アーカスの民と聞けば分かる様に、ドワーフ達は短気で、習慣も人間からすれば理解し難いところがある。それでも、ドワーフなくしてはシーヘイヴンはありえないよ。」

【闇のエルフ】
(侮蔑の念を隠そうともせずに)この怪物達は自分達がエルフと呼ばれることを放棄したんだ。シラニャを拒絶し、さらに10年前には許されまじき行為を・・・はたらいた。

奴らは王を殺害し、木の母を破壊した。王ヴァニエルは奴らに寛大すぎた。あんな奴らは剣で突き刺さして、流れた血は奴らが汚した地球の肥やしにでもするべきだったんだ。」

【アイローランとの緊張】
風が実体で満たせないのと同じように、人間どもは常に空腹で、自分の土地で無いものも自分の物であると申し出ては、領地の拡大ばかりしようとする。このような精神で、奴らはターラッドを襲い、トゥイダーナの土地を奪った。そして奴らは今、また同じように我々の使者に攻撃をしている。

エルフの宮廷では、多数が報復を求め、我々のヨンシャル森の返還を要求する為、王ヴァニエルに圧力をかけている。必要であれば軍の出動もいとわない。もし帝国が半島に部隊を配置する様なことになれば、戦争は免れないだろう。」

【ロストシティ】
あのロストシティのことを、聞いたことがない?エルダー戦争中に、エンジェル達の魔法によって破壊がもたらされた時、フェイスレスは全生命体を破滅へ導こうとした。その時に古代シャンティリ達は、地球の奥深くの、ある地下都市へと避難したのだが、そこがロストシティだと言われている。

今でもその地下都市のうちの1つが半島のどこかに存在するらしい。多くの冒険家達が探したけど、結局見つからなかった。・・・いや、帰って来れなかったのかもしれん。」

【クラッグ・ハック】
俺は20年近くキャプテン・ハックに仕えた。それがもうおじいさんなんて、考えられないよ。キャプテンの心は、俺たちの誰よりも若かったもんな。それでも、身体の方は無理してきたんじゃないか?60歳くらいってとこかな。俺たちからすれば結構年だよな。海賊の人生というのは安全ってわけじゃないし。

俺には、エイシャが我らがクラッグ・ハックを呼び戻し、そしてこの世からまた伝説が1人消える日が近いっていう気がしてならないんだよ。勘違いしないでくれよ。最悪の事態を考えてるだけなんだから。」

【近衛兵】
帝国の近衛兵という仕事は、限られた者のみに授けられた名誉です。年に一度、エルラスの日に、少数の哨兵のみが近衛兵に選出されます。そしてエルラス様の前で聖なる誓いをたて、任務の為であれば我が身を犠牲にすることを誓うのです。私が生きている限りは、総督とそのご家族に危険が及ぶことはない。

もしあのとき、モーガン様が若い愛人を盗人の攻撃から安全な場所へかくまえと命令なさらなければ、あんな野良犬どもは私がもろとも仕留めてやったというのに!」

【ハマト】
奴らは異端者だ。シャラッサの暗く歪んだ側面を崇拝している。20年前、ワシは奴らの尼僧、アヤカシ・ザ・メデューサの首を落とした。それで奴らの狂気じみたお遊びもおしまいになると思ったんだが、ウツボみたいに姿を隠していやがったんだ。

10年前に一度姿を現したんだが、海賊に阻止された。そして今回また、戻って来たというわけだ。今回奴らを止められるかどうかは、君の手にかかっている。」

【壊滅信仰カルト】
奴らは異端者だ。シャラッサの暗く歪んだ側面を崇拝している。20年前、ワシは奴らの尼僧、アヤカシ・ザ・メデューサの首を落とした。それで奴らの狂気じみたお遊びもおしまいになると思ったんだが、ウツボみたいに姿を隠していやがったんだ。

10年前に一度姿を現したんだが、海賊に阻止された。そして今回また、戻って来たというわけだ。今回奴らを止められるかどうかは、君の手にかかっている。」

【カルトのリーダー】
通常、レッカーを崇めるカルトは女性に率いられる事が多い。メデュ?サとして知られるイカれた尼僧達。しかし今回は違う。今回のカルトのリーダーはマムシという名の深淵のナガ。奴は刀でワシとやりあってワシを負かした。奴を甘く見るな。手強く、メクラウナギの如く悪質だ。」

【捕獲】
ああ、不覚だった。ワシはもうそんなに速くは動けないんだった。強くもないし・・・。もう結構な年だ。一度、壊滅カルトのリーダーに一騎打ちをふっかけたが、適わなかった。そこまで自分の無力さと弱さを感じたことはそれまでには一度もなかった。

その時、ワシの命は相手次第だった。しかし、奴はワシを生かしておく事を選択した。苦しめる為に、だ。奴は壊滅カルトが次に最高潮の時、ワシを生け贄にすると言った。もし君が時間通りに到着したら、シャラッサがまだワシを見放してはいないということになる。」

【神聖審問】
サルバトーレ大審問官の暗殺とウリエルの陰謀が明らかになった後、審問官達が多くの権力を失ったのは真実だ。

しかし、我々は敗北したわけではない。エルラスに仕え、光の敵を追跡し、帝国の民衆を守る事は変わらず続行する。教えてやろう、腐敗は最高権力層にまで及んでいるんだ。女王の改革はどうも異端の臭いがする。私は女王失脚を目指すオズウィン公爵を支持するよ。」

【半島のエルフたち】
もう知ってるかもしれないんだけど、昔ね、ヨンシャルの森にはかなり多くのエルフが住んでいたのよ。消えたシャンティリ帝国から亡命してきたエルフ達が。

大多数はその後アイローランの北へ移動してしまったから、森は暗く静かなのよ。でも、エルフの入り江には、まだ少しエルフが住んでいる。ヨンシャルというのは、エルフの言葉で「遠く離れた家」という意味なのよ。」

【エイジン半島】
アシャンは、本当に不思議で魅力的な場所だ。そう思わないか?僕はタラン大陸の西部を探検し、僕の友達は東の果てをしてきた。

このエイジン半島は、私の旅の最終地点だ。アルイムラルの図書館で見つけた古代の地図帳によると、ここは、マリン半島と昔呼ばれていたという事だ。なぜ名前が変わったんだろう?

時間が無くてもっと調べられないのが残念だ。セブン・シティーズで時間をかけすぎてしまったよ・・・。でもこの魔法使い達のことは本当に興味をそそられるよ。死をコントロールしたりできるそうじゃないか。すごくないかい?」

【ハウス・マテリア】
私がアカデミーを除名、いや、去った時には、魔法協会の1つ、ハウス・マテリアの錬金術師だったの。魔法の物品やポーション、構成物、つまりゴーレムやタイタンの様な物を作っていたの。

ハウスとしては小規模だけど。アルベティルのハウス・エテルナは、大きな軍事力を所有し、ハウス・アニマはアカデミーの数では最高を誇る。

でもいつかは、錬金術師は無視できない影響力を持つ様になると思うのよ。本当なんだから・・・。」

【アン】
私の娘は、私の一番の宝で誇りで喜びである。それならどうして我が娘をそんな危険な場所に連れて行ったのか、と思われても仕方が無い。ただ、私は娘をあそこには連れて行っていない。実際、ベイワースで母親と留まるように言い聞かせたんだ。

あの子が馬車に忍び込む可能性くらい予測できたものを。アンとは、そういう子なんだ。冒険の臭いがするとじっとしていられない性分なんだ。(微笑む)どうやら、祖父に似たようだな。」

【ハウス・アニマ】
わしの両親は、故郷であるウルフ公領で薬局を営んでいた。だから、わしが錬金術に興味を持ち始めたのはまだ幼い頃だ。ただわしの興味は、ポーション作りに限られてはいなかった。

十分大人になった頃、セブン・シティーズのひとつ、シャヒビャへ旅をした。そして魔法アカデミーへ入学した。そこでは多くの事を学んだ。魔法使いが、アシャンの創造に対して敬意の気持ちがほとんど無いということまで。

だから、最終的にハウス・エテルナのネクロマンサーに入ったのだ。ハウス・エテルナでは皆、少なくとも生命と死の聖なる循環を理解している。」

【アーボスの計略】
ああ、お姫様は私の理論の事を話したか?部下を再編成したばかりだから、マラッサとマラッサの民であるフェイスレスに関する事であれば、普通の者には見えない、ほど良い距離から俯瞰したからこそ見える、私の客観的な意見を述べて差し上げよう。

よく考えろ。我々はフェイスレス、つまり闇から生まれたクリーチャーの話をしているんだ。そして闇というのは透明性を嫌悪する。シンプルに聞こえるだろう。そうとも言えるんだ。

しかしだね、そこが、私が思うに、アーボスの計略の秘密と美しさなんだよ。わかるか、到達する手段こそが重要で、結果自体はあまり重要ではない。

俺は、今起こっている事は全て、あのウリエルの陰謀もシンプルに見えるほどに物事を難解に、迷宮の様に、ひどく不明瞭にしているのは、自分がマラッサの第一の使いであると言う事を証明しようとする、あの男なりの手段なのではないかと確信している。

混乱が静まった頃には、誰が戦争をなぜ始めたのかなんていうことは、誰も言えなくなるだろう。」

【キャストール】
俺はターラッドで生まれた。しかしセブン・シティーズで魔法を学ぶ為、かなり若い時にトゥイダーナの王国を後にしている。魔法を学べば、退屈な森の中での人生が面白くなるだろうと信じたかったんだ。

しかし、俺は間違っていた!奴らは俺をハウス・アニマの名誉会員にし、魔法使いの称号を授けた。しかし奴らの教えは・・・、イライラするものだった。

確かに学んだ事も少しはある。特にプライム・マジックに関してはその方法を学習した。それでもだ、卒業してアークマージになる前に、もしくは何か重要なランクになる前に辞めたんだ。本当だ。

俺がイルイナ姫のインシャノストの財団の事を耳にした時、財団を訪問する為にアカデミーを去った。それを認めたくない気持ちと同じ程、俺は自分自身の部下がいることに憧れていたんだ。

勿論、木の母の事件の事は聞いた。しかしだ、自分の同業者にそんな重大な変化が訪れるなんて考えもしなかった。マラッサになりフェイスレスと手を組む?なんで俺はそんな面白い事が起こってる時にその場にいなかったんだ!意味がわからない!」

【なぜカーサル?】
俺が思うに、これは全部ケーサルの古い町と関係がある事はほぼ間違いない・・・。そして、そうだ。君たちは聞き間違いなどしていない。「ケーサル」だ。「カーサル」じゃない。ケーサルは、フェイスレスの最高に神聖な寺院や伝説の姿なき図書館などを備えた、壮大な要塞だった。

エルダー戦争が勃発した時、ミカエル率いるエンジェル軍は、ケーサルを最初に攻撃して寺院と図書館の両方を破壊する事で、敵のパワーを根こそぎ破壊しようと試みたのだ。

しかし伝説によれば、マラッサ自身が図書館を彼女の翼にのせて、エンジェル達の手の届かない所に隠したという事だ・・・。エンジェル達は、まだ火が燻るマラッサ寺院の遺跡の上にエルラスを奉る大聖堂を建てた。ケーサルの見張り塔だ。闇が二度と戻って来ないようにする為に。

その見張り塔の周りには近代的な街が栄えた。時と共にケーサルはカーサルという名称に変わった。これを知っていると、アーボスが戦争を始める場所にカーサルを選んだのは、驚くべきことではなかろう。」

【オスカーとケンジー】
ケンジーはオスカーが好きだ。オスカーはすごい赤子の歯!オスカーはケンジーにお金を払ってケンジーは料理する!他のゴブリン達はケンジーにお金を払うことはない。

他のゴブリン達はケンジーをたたく。でもオスカーはケンジーを絶対たたかない。でもケンジーはつまらない。ケンジーは旅行したい。ケンジーはマザー・アースを踏みしめ、ファザー・スカイを仰ぎたい。」

【ザ・クラッグ】
ああ!ザ・クラッグと呼ばれているのは、あの岩の崖があるからって事だけだよ。確かに、町は我らが海賊王クラッグ・ハックを称える為に彼の名前が付けられたという話もあるけど、ここだけの話、あれは爺さんになったクラッグ・ハックが自分で流してる噂だと思うぜ。」

【グリフィン公領】
たしかに、俺はグリフィン公領の出身だ。第2次暗黒時代では、アントン公爵に仕えて、グリフィンを戦争用に訓練していた。公爵は、モーガン総督の任務遂行を手伝う為に俺をここに送ったんだよ。」

【エルラスの教会】
ウリエルの陰謀と神聖審問の余波で、教会に対する不信感は帝国中に広がった。グリフィンとウルフの両公領は、宗教と政治を明確に分離する事を主張している。

それはより良い状況を思っての事だと思います。もう随分と長い間、ドラゴンの望みだとして、神の名を汚しつつも自分達の野望を貫こうとしていた人間もいる。少なくとも今は、光に対する真の信仰がもとに戻り得る状況かしら。」

【ハートの過去】
私は、ビターアッシュ戦争の最中、スタッグ公領で孤児として育った。若きカーラン公爵が数年にも渡る捕獲任務を終えて宮廷に戻った時、私は公爵の従者に任命された。

公爵は優しい人柄だったが、いつも思い悩んでいた。エルフの牢獄での数年によって完全に精神的にやられてしまったんだ。そしてある日、公爵はまた姿を消してしまった。公爵の姉であるケイトに助けを求められ、私は公爵を探した。しかし、私は何も見つけることができなかった。

手がかりも、弾丸も、何も見つからなかった。あたかも、公爵は単に・・・、消失してしまったとしか言いようがなかった。謎が解決されていないという事が今でも、絶えず頭に浮かぶ。」

【ハートの秘密】
私の私生活は今のような感じで維持して行きたいと思っている。そのおかげで私には何か忌まわしい秘密を持っていると思う人もたくさんいるようだけど。

あの、常に私をつけまわしている審問官とか。奴らは、実は私が騎士になりすました邪悪なネクロマンサーか何かだと思っているのだろうか?本当に、人間とは何かよくわからなくなるよ。」

【オズウィン・ユニコーン公爵】
オズウィン公爵は私の従兄弟だ。公爵としては尊敬するが、私達は味方同士ではない。私が奴らの残虐行為の影の共謀者かのように、私の事と私の能力を審問官に話したのは彼なのだ。それによって私の人生には深い闇の時が訪れた。丁度、私が救済を求めて世界を旅していた頃だ。

そして遂に、私はそれを見つけた。エルラスが、私の前に姿を現した時に。エルラスは私を彼の太陽のクルセイダーのひとりに加え、エルラスの神聖な意思を汚していたウリエルの陰謀行為に、グリフィン公爵が対抗するのを手伝う任務を授けた。

私がその話をオズウィンにした時、勿論奴は私を嘘つき呼ばわりし、異端者扱いした。奴は、エルラスが、直近の使いや、エンジェル、プリースト、そして勿論公爵などの者以外、つまりどこの馬の骨かわからない騎士に、対話をするはずがないと言ってきた。」

【ウリエルの陰謀】
第2の蝕の戦争中、つまり今から10年前、グリフィンのアントン公爵と彼の兄弟姉妹が、ウリエルの陰謀のさらなる全貌を暴く事に成功したの。それは、エンジェル達が、人間の血統をいたずらに操作し、堕落したエンジェルを復活させる為の容れ物を人間の身体を使って作り上げようとする戦慄の計画だった。

その事自体、魂が疲弊するような話なのに、ウリエルは、第2の蝕の間中デーモンの到来を利用してアシャン全体を統合し、闇の民であるフェイスレスに対抗しようとする計画も企んでいた。

ウリエルの憎しみの痕跡が、エルダー戦争の再来を招いていたかもしれないような中、結局彼はデーモン・プリンスのアーリバンがファルコン岬を攻撃した際に死んだ。言うまでもなく、帝国はエンジェル達については、昔とは違った見方をしている。」

【オークの騎士】
騎士の鎧を着た、しかも、は・っ・き・り・と、話せるオークがいるなんて驚いただろう?そうだ!驚け!オーク達が俺を受け入れないから、俺は帝国で自分の居場所を見つけたってわけだ。ファルコン岬のトーナメントを勝ち抜いて、騎士の称号を獲得したんだ。その頃にちょうど、「ザ・グレーテスト」という名も手に入れたんだ。

リアム皇帝が直々に俺に騎士を叙したんだが、その時の、リアム皇帝の黄色くなった顔は忘れられないぜ。ふん!皇帝がオークのことをどう思おうが、俺は気にしない。あの日の皇帝は俺を公平に扱ってくれたし、俺の方は忠義を尽くす事でお返ししたってわけだ。」

【闇の番人】
闇の番人はカーサルに管轄地域を持ち、エイジン半島では力を持っているわ。闇の番人はかつてウィンドソードで、ストーム・ガードという有名な部隊の一部だった。だけどそれは、イラスの教えを見失い、欲望にとりつかれるまでの話。

勘違いしないでね、どんなウィンドソード部隊でも、仕事に対する報酬はとる。だけど私達は、殺し屋でも雇われの暗殺者でもない。闇の番人達は逆に、どんな恐ろしい事をしなければならくても、料金さえ希望通りであれば、仕事は受けるということ。

だからよく彼らが、ブラックファングの悪事の共謀をしているのは不思議な事ではないの。」

【ウィンドソード】
ウィンドソードとは何かって?単刀直入に言えば、「傭兵」になるわね。でも、私達は、単なる雇われた殺し屋にはならないというプライドを持って、仕事をしているの。

ウィンドソード部隊は世界に幾つもあって、各部隊によって伝統や価値観が違うのだけど、ウィンドソードは皆、我々の守護神であるドラゴン神、イラスの思想を信奉している。だから、自由、自立、栄誉を何よりも重んじる。

ウィンドソード部隊は通常、国境紛争、盗賊の征伐、キャラバンのエスコートや未開の地や敵国への探検の引率などの仕事の依頼を受ける事が多いわ。」

【カーサル】
カーサルは、ブライアン・ファルコンの時代以来、帝国の植民地だった。それについては、ブライアンがエルラスにコンヴァージョンした事を祝すエンジェルからの贈り物だと言う者もいる。

でもここ何世紀も、カーサルの文化は、帝国の暮らし方とはかなり違う形で発展し、セブン・シティーズへもますます影響を及ぼしていった。私としては彼らが独立したいという事には驚かないわ。「去る者は日々に疎し」よ。いつも言ってるけれど。」

【帝国の改革】
国家から教会を分離?いいじゃないの、支持するわ。今では、帝国の玉座はエンジェル達とそのプリーストの気まぐれに翻弄され過ぎだもの。

これは皆知っている事だけど、エルラスの教会が皇帝の財宝や税金を管理しているの。つまり、これまで、皇帝がエンジェル大臣達の承認なしに1ゴールドたりとも使うことができなかった。父はいつも言っていたわ、信頼とゴールドは同じ屋根の下に置け。」

【ケンジー】
ケンジー?ああ、奴はここのマスコットみたいなもんだ。あの攻撃の数日後にうちの貯蔵庫に隠れているのを見つけたんだ。奴は明らかにゴブリンの中では勇敢な方ではなかったが、たぶんおつむはいい方だった・・・。ケンジーは、チャンスを逃さず素早く樽の中に隠れて、嵐が過ぎさるのを待った。

俺が奴を見つけた時、最初にとった行動はナイフに手をかけること。普通だろ?それが、その小さな野郎は命ごいをし、自分はただの・・・料理人だって言うんだよ!」

【ゴブリン・ウォッチタワー】
この場所の名前、気になるだろ?(笑う)言っておくが、話は長くなる。座った方がいい。数年前、この宿は、皇帝の冠という名前だった。それは村が海賊の一団に襲われる前の話だ。いや、ゴブリン海賊だな、あれは!

そうだ、船員全員がゴブリンなんだよ!奴らは明らかに、ソーピガルの住民が元戦士やら兵士やら、又はあんたらみたいな冒険家の野郎ばかりって事を知らなかったようだった。たまには、本物と呼ばれる英雄達もここにきて、太陽降り注ぐ静かな隠居生活を楽しむんだ。

そして、そういう人間は、要らぬ騒ぎは一切好まない、分かるだろ?」

【ナガの銀行】
ドワーフという種族が銀行員に向いていると、多くの人間達が思っている事には驚いた。なぜだろう。私が知っているドワーフは全員、溶解できるからゴールドに興味があるだけで、それでも実際、ゴールドはドワーフ達が好む金属とはほど遠い。もろすぎる。

しかし、我々ナガ族の者、ドラゴンの寵愛を受けた民としては、貯蓄計画や銀行システムの開発の重要さはよく承知している。我々は、銀行業を芸術の域にまでランクアップさせたんだ。」

【シーヘイヴンのナガ族】
これはこれは、蓮帝国の外で同じ種族の者に会うというのは、本当に珍しい。ここには、数年前に兄のトチローとトチローの妻ヤヨイ、それに友人数人と召使いと共に来た。我々の祖国ハシマで戦争が起こって、君主が良くない大名側についてしまった。そうして我々は新天地を探さなければならなくなった。

シャラッサの流れによって我々はこの半島に導かれて来た。海に近いこの場所の暮らしはいい。ところで、何か訓練を探しているなら、私の兄の道場をあたってみるといい。」

【新総督登場】
ポートメイロンに新総督が到着したと聞きました。新総督はグウェンドリン女王直々から任命されたとのこと。新総督に、前任の総督達よりも多くの幸運が訪れることを祈るばかり。

ポートメイロンの長はどうも、悲惨な、または意味不明な状況で死を遂げることが多いのです。半島の前総督、ロード・モンバードも、10年前に姿を消しました。

文字通り、姿が消えてしまったのです。誰も彼に何があったかは知りません。噂によれば、彼は第2の蝕の間にデーモンによって殺害され、彼は幽霊となってポートメイロンのダンジョンに現れるとか。又、頭がおかしくなってヨンシャル森で動物として生きているとか。

彼がどこで生きて元気にしているものの、山賊達を率いて地域を荒らしているという話も聞いたことがあります。ここでの自分の任務が終わったら、真実を突き止められれば、と思っています。」

【ロザリーの過去】
私の話?あまり語るような事はないけど。私はグレイハウンド公領のヴェスタル修道院で育ちました。ある朝、修道女たちが教会の前にあるバラの茂みの中で私を発見したらしいの。

それで私の名前はロザリーと命名された。少なくとも彼女達がそう言っていました。ヴェスタルの修道女達に私は育てられたけど、実の両親を探す事は一度もやめた事はないわ。」

【セリーナの過去】
私は、遥か南東にあるアルベティルで育ったの。サハール砂漠のまだ向こうよ。アルベティルはセブン・シティーズ、おそらくネクロマンサーとしての方が有名な、ハウス・エテルナの発祥の地。若い頃、地元の魔法アカデミーに入学したの。

そして私は、魔法使いになって、ハウス・マテルナに加入することもできたんだけど、私、クモ恐怖症なの。で、ネクロマンサーというのは、クモに執着していてね。何かにつけて、どんな形でもサイズでも、あらゆるクモを取り扱う。オエっ。考えただけでも震えが来る!

耐えられなくなった時には私は、アルベティルを出て、世界を旅していたわ。結局は、私はクモフェチでなくても、ネクロマンサーとしては成功しなかったと思う。私は生きてる人々と関わるのが好きなタイプだったのよ。」

【闇と虚空洞】
エイシャは空虚を埋める為に闇を創造した。虚空洞と非常に近く、それは死界と狂気となった。闇の深淵には真の光が存在するが、簡単に姿を現すことはない。この世界を知って、正気でいられるかな?

これまで挑戦した者はそれぞれの限界を越えてしまい、旗の代わりに虚無を振りまわすばかり。そして自分達のことをネザーマンサーと呼んでいる。奴らの統率者は、私と同様ペテン師。ただ、奴のジョークは空虚で毒がある。

奴は倒される運命にあるが、お前たちによってでは無い。お前たちには既に戦うべき戦闘があり、お前たちの敵は既に十分、闇である。」

【騎士から私掠船員へ】
イリーナ公爵夫人は蓮帝国に多くのコネクションを持ち、仲間であるとみなされている程だ。彼女の台頭以来、ウルフ公領を制圧することで、例えばハンマー滝など、ナガ族と遥か東のフリーシティー連合との間に多くの商業ルートを開通させた。

海上貿易は公爵夫人の支配下で繁栄しているが、誰もが想像出来るほど海賊行為であふれ、フォスター岬のフリーシティーなどは特に、海賊の避難所然と化している。公爵夫人は自身の海軍を強化し商船を護衛しているが、結果的に多くの騎士達が私掠船の人生に転身していった。」

【改革】
ああ、女王の改革ね。うちの家でもあーだこーだと議論してるよ。女王の改革がいいか悪いかなんてことはわかんねえってのが、俺の率直な意見だな。だいたい自分の人生にだって、何が起こるか想像もできないんだ。でも、俺は女王を支持するよ。だって、何もしなきゃ何も変わらないし、そんな人生、生きてる意味ないじゃねえか?」

【シーヘイヴンのドワーフたち】
まだ俺がハイハイしてた頃、エルドグリムが年寄りだからってバカにしてた。俺も今は年をとった。だけど奴は全く変わってない。ドラゴン神も、冗談きついぜ。」

【様々なドワーフのクラン】
うちのようなこじんまりした店に、グリムスティール一族のお客さんが来てくれると、いつも光栄な気分になるよ。うちの甲冑や盾が気に入るといいけど。アシャンでは俺の腕は、誰も評価してくれないからな。{0}はわかってくれると思うよ!」

【地元のドワーフ】
俺たちストロングハンマーは、鋼職人、職工、吹きガラス職人の一族なんだ。俺はちびすけの頃から、当時はグリムハイムで、甲冑を作っているよ。エイジン半島にはドワーフは多くない。

それに、北からやって来たやつも多くない。シーヘイヴンやカーサルにいるドワーフ達は、以前はサジャードの南の陣営に住んでいたけど、そこも何世紀か前に引き払われてしまったからな。」

【サジャード】
そうだ、俺の親はサジャードから逃れて来たサバイバーだ。でもお前らはドワーフじゃねえ。だからお前らには関係ねえ話だ!」

【シエル】
シエルは海のエルフ。ちゃんとしたタイプのエルフ。大地と海のドラゴンに祈りを捧げる。シエルはキャプテンでもある。自分の船もってる。エルフとナガのクルーがいる。(前のめりになり、機嫌良く、悪戯っぽいトーンで囁く)

それに、ヤヒマはシエルがクラッグ・ハックの女ってわかってる。シエルはクラッグのところにいつもいる。シエルはいつもクラッグの健康を心配している。見れば分かる・・・。はい。」

【道場】
この道場は、8年前に夫のトチローとシーヘイヴンに到着した時に見つけました。私達の故郷は大名ヒロシと大名ジュボウ、帝国ではイリーナ、つまりウルフ公爵夫人としてよく知られる者との争いで破壊されました。海を1年ほど放浪したあと、カーサルに辿り着き、そこからここ、シーヘイヴンへと移り住みました。」

【ファラガー】
私の父は性根は良い人なのだけど、高い知識を得る為にはどんな生命も犠牲にすることが認められるような場所で育ったの。私にはそれは許せない。私は獣人達には、召使いでなく友達として接してきたわ。人生のほとんどを、ミノタウロスの守護者と強いつながりを持って過ごしてきたの。だから、彼は自分の兄弟のようなものだわ。

私の父は理解しなかったけど。私が20歳になった時、私達は・・・、話し合いをしたの。私はセブン・シティーズを去り二度と振り返る事はなかった。最終的に、父親とは数年前に和解した。2人とも年をとって色々な経験のおかげで、お互い寛大になれるようになったんだと思うわ。」

【我が師、オーウェン】
ええ、知ってるわ、オーウェンなら。ハンマー滝で会ったのよ。14年前になるわね。私は当時、消失した一族、サイクロプスが街の上の山に住んでいるという噂が本当かを確かめるため調査していたの。その途中で、ちょうど君達の様なレイダーズの一行と遭遇して、しばらく一緒に旅をした。オーウェンはその一行の1人だった。

特別仲が良かったというわけではなかったんだけど、別れてからも連絡を取り続けていたの。数年後、私達はジョン・モーガンにも会った。彼は、女王の命令で・・・。

え?何?あなた達モーガンがあなた達の師と知り合いって知らなかったの?彼があなた達を雇ったのはオーウェンの弟子だからだと思っていたわ。彼はあなた達に全てを話したわけではないのね・・・。」

【ソーピガル海岸】
そう。この辺りは静かで、特別な出来事も起こらない。でもそれが私たちの望むこと。この町がいつ出来て、誰がつくったなどは誰も知らない。魔法使いが一度、「ソーピガル」という名は非常に古く、シャンティリよりも古いのではないかと言ったのを聞いたことがある。

あのゴブリン・ウォッチタワーという宿にいるジャサードも、「別のソーピガル」とやらに行ったことがあると言っていた。彼が何を言っているのか私には分からなかったけど・・・。」

【シー・ホーク】
おお、シー・ホークで来たのか?あれは良い船だ。船長のサー・クリスチャンは、懇意にしてもう長い。

彼が錬金術師になるつもりだったこと知っているか?第2の蝕によって、彼は徴兵されることになってしまったんだが。運命の未勝利馬は彼には他の試練を用意していたということなのだろうけど・・・。」

【密輸業者の入り江】
何世紀か前、ソーピガルは密輸の温床だった。カーサルのように防御を固めた港とは違って、ソーピガルは半島への入口としては、色々危険が少なかった。

結論から言うと、私の先祖の1人が実は密輸業者だったんだ。最近、彼の古い日記を見つけた。町の下にはどうやら秘密の入り江が存在したようだ。それを利用してソーピガルに出入りし、密輸が行われていた。

私の先祖が言うには、彼は入り江に、魔力を施した貴重品箱に、備蓄を入れて隠したそうだ。そして私はその鍵を見つけた。その貴重品箱を探してくれたら、中のゴールドは山分けしてやろう。」

【カーサルの大図書館】
アッパー・ディストリクトにはもっと大きな図書館がある。丁度見張り塔の宮殿の近くだ。そこには、珍しくて強力な魔道書がいくつかある。そこに行くには、闇の番人は避けて通れないが。」

【クレーターの部族】
アイリーニは、パオ諸島の北にある小さな群島の出身。かつて群島は、シャーカというオークの将軍が支配していた。シャーカは非情で、地元のオーク部族たちを奴隷にしていた。アイリーニとその仲間はシャーカの奴隷になることを拒否した!

私たちは戦い返したけど、クンヤクティの援護もあって、シャーカを倒した!争いの後、アイリーニはシャーカの奴隷たちを収集して、そして私たちはチェーンブレーカー族となった。

チェーンブレーカーは残りのオークの奴隷たちを解放することを誓い、それがアイリーニがアシャンへ赴く理由。アイリーニの次の行き先は、海を渡ったサヴァージュ諸島。そこでアイリーニの助けを必要としている奴隷たちがいないか確かめに行く。

オークはもう魔法使いや製鉄業者たちから奴隷にされることはないけれど、オーク同士で互いを奴隷にしあう事態は今も起こっている。残念だけど・・・。」

【ブラックファング】
俺たちの組織は「犯罪組織」ではないんだ。俺たちは、盗みや密輸、嘘つきやペテン師など、個人の能力を生かして共に繁栄を目指すことを決意した、誉れ高き同盟であって、アナーキストや反逆者などではない。なぜ自分の利益にもならないシステムをわざわざ壊すというのだ?」

【グリフィンの憲章】
グリフィン憲章というのは、グウェンドリン女王の改革でも、一番、そうね物議を醸し出した改革なの。案はアントン・グリフィン公爵が提唱したの。そして彼は、第2の蝕の時代にエンジェルたちが帝国を操作したやり方を公に非難した人間でもある。

突き詰めると、この憲章はエルラスを国家から分離するということ。想像がつくと思うけど、憲章に対する意見は、激しい反対派と情熱的な支持派に二分されるわ。」

【海賊とオーク】
アナカオナはサヴァージュ諸島にあるコリウカと呼ばれる小さな村から来た。部族はよく海賊船と取引をしている。海賊という奴らはオークたちとさほど違わない。海賊のクルーは部族のようなもんだし、海賊船は村のようなもんだ。」

【冒険家たち】
アシャンの偉大な冒険家たちは、旅路で必ず一度はロック・キットに立ち寄る。話を聞きたかったら、声をかけてくれ。」

【ロック・キット】
なぜ「ロック・キット」っていう名前なのかって?ああ、実はよく知らないよ。俺が来る前からそうだったからな。なぜかいつも、翻訳間違いかなんかだと思ってたよ。あの頃、ロック・キットはいつもむちゃくちゃだったからな。」

【クラン・ウィンターウィンド】
俺たちクラン・ウィンターウィンドのドワーフは、ドワーフの中でも一番社交的だ。俺たちは、大体は外部の奴らと取引する場所に出現することが多い。そして、取引相手でドワーフでない奴らは、俺たち以外のドワーフを一度も目にしたことないような奴らだ。

ここ半島では状況は違うが、サジャードの崩壊によって全てのクランが、他の種族に混じっての生活やグリムハイムへ戻ることを余儀なくされた。」

【本物の脅威】
「山賊」の多くは、第2の蝕で何もかもを失った一般市民の残念な姿にすぎない。俺は、どちらかというと「闇の番人」の影響力が大きくなっていることの方が心配だ。奴らがウィンドソードでないということには理由がある。奴らは邪悪で冷血な殺し屋なのだ。

闇の番人のひとり、リップリーという奴には、恐喝、強盗、殺人の容疑がかかっている。しかし闇の番人がカーサルでは権力を持ちすぎているばかりに、奴の悪事に対しては手も足も出ない状況なのだ。」

【カーサルの状況】
私は木の匠。家具、装飾品、ドア、ボート、奉納用の彫像などを作る・・・。基本的に木で作るものは何でも。私はカーサルに来て、市場で自分の作品を売ろうとした。しかし、湾岸にいた黒装束の武装した集団が街には誰も入れないと言った。

だから私はそこを去らざるを得なかった。たぶん、あの街の壁の向こうでは、何かきなくさいことが起こっているんだろう・・・。」

【シャンティリの終わり】
私には持論があるのよ。歴史的な書物には、シャンティリは一夜にしてその姿を消したとあるけど、それは真実ではないと思う。結局ね、タランに住んでる人の多くはシャンティリの子孫。いや、違う。シャンティリの文化が払拭されてしまったのであって、人々が消されたのではないと思う。

それで、もしも私の予感が当たっていたとしたら、自分の文化を忘れさせることの出来る魔法は1つだけ。それは、虚空洞の魔法。でも、そうだったとしたら、エンジェルかフェイスレスによってあの無意味な戦争中に使用されたか、シャンティリ自身が自分達を救おうと思って使った愚かな試みか?ああ、真実が知りたい・・・。」

【罠】
罠か。俺は罠が大嫌いだ。考えてみろよ、何か、皇帝の秘密の部屋みたいなところで、まさに、宝箱というものを見つける。開けようとする。そしたら・・・、ガバっ!罠が開く。鋭くて、地獄からきたコウモリみたいな刃が、おまえの欲深い腕に刺さり込む!(彼の上げた左腕を見ると、手がなく、フックだった。)

まあ、よく聞け。一度しか言わん。俺はな、罠を解除の腕を上げたんだ。いや、ちがう。正確には、罠を解除するには俺の「左腕」に出るものはいないんだ。」

【カーサル・リーグ】
カーサルは、色々な総督に「与えられた」として知られる。エンジェルたちはブライアン・ファルコンに彼がエルラスと対話したことを祝うために街を与えた。ファルコン家代々の皇帝たちも街をたとえば、ユニコーンの公爵たちやグレイハウンドの公爵たちに与えて来た・・・。

それでも誰もデーモンたちが私たちの門戸をたたいたときには、気にも止めなかった。カーサル・リーグは帝国貴族たちの気まぐれに翻弄されないように、私たちに少しだけ自治権を与えたかっただけなのに。私たちが自分達の政府を持てるように。」

【エルフと地球】
地球は、鉱物界、植物界、動物界を含む自然界の調和を司る。私たちエルフは、最初の木を崇め、地魔法でエイシャの原始の創造、庭園を守っている。魔法は私たちにとっては自然なこと。目的が明確なときには魔法は意のままに使える。私たちは生命自身の守護者。」

【シエルとクラッグ・ハック】
シエルとクラッグが、何かいい関係なのかって?(笑う。)女が男の傍に、情事も何も無いのに居続けるわけないでしょ?わかった、あのヤヒマのばあさんがまたなにか想像してるんでしょう?あのね、クラッグは年寄り。

そして、海賊王なの。クラッグには、自分が信用できる補佐が必要なの。サヴァージュ海の海賊キャプテンの中で、シエルは、彼を裏切らないだろう少数派の1人。そういうことよ。」

【巡礼】
20年に一度、私のクランでは、タラン中を1年に渡る巡礼をすることが習わしになっている。そこでシャラッサの古代の聖堂を巡るのだ。だああー。

しかし、勿論、大名ジュボウの知と承諾なしでそのような旅には出なかっただろう。彼女は私が戻るまでの間、スタンドホルムの摂政となるため、信頼できる者を家来に任命した。カツエ、ケンタ、アラシだ。」

【スタンドホルムの執事】
どおお。第2の蝕の後、大名ジュボウがガーハート・ウルフを倒した後、ウルフの女公爵となった。彼女は私をハシマに戻し、そこで彼女の領土を統治させた。ちょうどスタンドホルムにある前ウルフ公領の貿易拠点の辺りだ。だああ。名誉なことだが責任も重大だ。」

【天気の魔法使い】
天気の魔法使いというのは大気と水魔法を扱う。彼らは船乗りたちに混じり、安全な航海ができるように魔力を使う。実際、そういう魔法使いを1人しっている。名前はカーク。いい奴だ。いつか自分の船を持ってキャプテンになることが夢らしい。」

【ドワーフの農民】
ドワーフの農夫に会って驚いたかい?(笑う。)で、俺たちが何を食べると思う?グリムハイムでは、ヤギと羊を育てる。短い春と夏の間は、谷を望む高い場所で。冬の間は、草を地下にもっていき、山の干し草の俵にしてそれをエサにする。

だから、俺たちが羊のチーズを良く食べるのは自然なことだ。お前さんたちがまだブルー・ヴェットファングの3年もののチーズを食べたことが無いっていうんなら、何も経験してないのと同じだぜ!」

【サジャード】
そう、昔サジャードに住んでいた。あの大きな闇が落ちて来て、サジャードを後にせざるを得なくなった時まで・・・。我々はちっぽけな定住者たちだった。グリムハイムとシャンティリ帝国の都市の間の貿易拠点にすぎなかった・・・。帝国が崩壊したとき、私はまだまだ若かった。その頃のことはあまり覚えていない。

人間たちの申請帝国が古代シャンティリが自分達の物であると主張し始めた頃、サジャードは枯れ始めていった。それはフレームゴールドの鉱脈が街の下に見つかった頃だった。たしか、第7ドラゴン230年あたりだったかな。数十年の誤差はあるかもしれんが。」

【サジャードの黄金時代】
ああ、サジャードが全盛時代だった頃の、まばゆいばかりに輝く姿を見ていないとは残念だ。フレームゴールドでメッキされた黒曜石の豪華な柱。幾千もの色を織りなす炎をまとった、贅沢なステンドグラスの壁・・・(話すたびに、小さな炎がひげを燃やす)

2世紀もの間、何も我々の繁栄を邪魔できるものはなかった。しかしある時、サジャードに破壊が訪れた。(炎は静かに消える。)目に見えず、つかみ所なく、影であり、囁きでもあるものが、我々の廊下に響き渡り、我々の家に取り憑き、炉を詰まらせた。そして、ゆっくりと我々の心を浸食していった。真夏の夢。狂気。死。」

【闇の到来】
罵りを腹で煮えくりかえした末の、兄弟の争い。父親は我が身を淵に投じる前に、我が子を悪であるとして殺める。聡明で聞き分けのよいドワーフの民は、声が止むよう、自身の頭をガラスの壁に打ち付ける。遂にアーカスの聖なる炎は消え失せ、再び火がつくことはない。闇は最高権威までも支配した。

あれは、サジャード陥落の最後の兆しであったのだろう。なんとか正気を保った者は逃亡し、二度と振り返る事は無かった。以来、平和に夜を越せた者は1人も居ない。そして今、闇がサジャードを支配した時のことを覚えている者は、わしが最後。」

【レイダーズ】
ハンマー滝からきたレイダーズなの、あなたたち?(微笑む。)懐かしいわ。あのね、私も昔はレイダーだったの。大昔のことだけど・・・。今はもうもちろん引退したわ。名声と幸運は、探すのを止めたと同時に見つけたの。それによって、私はレイダーとして成功したのだと思う。

オーウェンに教えを受けた?そう・・・。勿論、オーウェンを知ってるわ。知らない人なんてどこにいるかしら?彼の死はすごく残念だけど、あなたたち4人がしっかり彼のレガシーを受け継いでいるわね。」

【フクロウ】
ウィンターウィンドのスカウトたちが動物を調教するのは珍しいことではない。ミンク、アナグマ、ときにはクマやオオカミも・・・。俺は昔から鳥派だ。特にフクロウ。フクロウって奴らは、頭が良くて忠誠心があって、暗い所でも見える目が調査には非常に役にたつ。ボティルダは俺の3羽目の鳥。彼女を調教してもう6年になる。」

【マーカスのクーデター】
全てがあっという間に始まって終わった。そこに何か不満があったのは分かってるわ、もちろん。ウリエルの陰謀以来、帝国は国境の外にも中にも多くの敵を作った。でも、街があんなスピードで崩壊するとは思わなかった。

ほんの数時間で、マーカス・ウルフと彼の闇の番人たちは、アッパー・ディストリクトと見張り塔を制圧してしまった。うまくいきすぎなほど。まるで全員が何かの呪文にかかっているかのように。」

【ドワーフ社会】
ドワーフの社会は3つの関係が基礎になっている。家族、養育そして戦闘だ。若いドワーフたちを鍛え上げてクラン間の関係を強固にするための複雑な見習いシステムがある。このつながりが重要なんだ。不出来な見習いドワーフ1人だけでも、何世紀にも渡って存続してきた同盟関係に悪い影響を与えてしまう恐れがある。」

【ガラス吹き】
俺は、ガラス吹き工だ。俺たちドワーフは、アシャンではステンドグラスの腕で有名なんだ。ステンドグラスは、家の中の装飾や、特に炉のまわりによく使われている。

この素晴らしいフレスコ画には通常、俺たちの先祖で英雄的な業績を残した冒険家が描かれている。家の真ん中で燃える火と一緒に見ると、壁に描かれた家族の歴史が生きているようだ!」

【ゴインク】
ゴインクは、ゴブリンの中のゴブリンだった!バツの次。そしてゼッド。でもゴインクはクンヤクティと一緒にたくさんのデーモンたちを相手に闘った。ゴインクについてはたくさんの伝説がある。ゴインコはゴインクの息子であることに誇りを持っている。そして、親父がしたようにクンヤクティについていくんだ。」

【カーサル・リーグ】
見張り塔を制圧した反乱者たちが、カーサル・リーグのメンバーだと言っているが、確実に何か企んでいるようだ。リーグの創設者ハムザは、クーデター以降姿を見せない。そしてハムザに忠誠を誓っていた奴らは闇の番人の牢獄にぶち込まれた。

ハムザは情報を集める為に他の方法を探さなくてはならなくなった。つまり、街の宿やタバーンに奴のエージェントがいたとしても全然おかしくないと思う。」

【ハムザ】
ハムザはリーグの創設者だけど、現在のカーサルの状況はハムザが思い描いていたものとは違うと思う。奴はいつでもどこでも可能なときにマーカスに対戦できるように、どこかに身を隠しているらしい・・・。」

【ディジン】
魔法使いの中でも最高に偉大なサーエラムが第7ドラゴンに姿を変えたとき、彼の即位は魂の世界に純粋な魔法の新しい平面を作り出した。この平面は、その後ディジンと呼ばれたヒューマノイドの魂が多く居住し、平面にはサーエラムのパワーと聡明さが反映されていると言われた。

ディジンたちは魔法使いにとっては非常に貴重な味方だった。というのも、魔法の流れに対するディジンの神秘的な知識と自然な一体感が、魔法使いの能力の範囲に強く影響するからである。

魔法使いでディジンのパワーを切望する者は、奴隷のようにディジンを束縛しようとする。でも、こうした行為は常に、あとあと葬式を呼び寄せることになる・・・。」

【ダンスタン】
ダンスタン?ああ、知ってるよ。奴はカーサル・リーグの初代メンバーのひとりだった。でも俺は奴とは友達にはなれなかった。奴は敏感すぎるんだ。奴の持つ傲慢さのようなものがどうしても好きになれなかった。でもあいつは、あいつなりのやり方で有能だったと思う。

しばらく姿は見ていない。今は過激派と行動してるんだと思うけど。なんでだ?え・・・、ダンスタンがクーデターの首謀者だって言うのか?そ、そりゃ・・・、何と言っていいのやら。」

【ハムザ】
俺はカーサルで生まれたが、成人してからは、ほとんどセブン・シティのひとつのアルイムラルでマージブレイドをして暮らしていた。カーサルには15年前に戻った。

父親の葬式の為だ。そこで、カーサルが自分の真のふるさとだと気がついて居残ることにした。しかし、帝国の王が街の事を気にかけないのにはびっくり仰天した。それで、カーサル・リーグが創設されたというわけだ。」

【カーサル・リーグ】
カーサル・リーグはそもそも、帝国の街の扱いに不満をもった市民の集まりだ。俺たちの目的は、帝国から完全に分離することではなく、部分的に自治権を持つことだった。第2の蝕の後、それが変化した。デーモンの襲撃があって、帝国から何の援助も来なかったとき、自分達の身は自分達で守らざるを得ない状況に置かれた。」

【ドワーフとシーフード】
半島に来るというのは、グリムハイムのドワーフにとっては難しいことであったりする。ほら、俺たちは魚が嫌いだろう。シーフードは、食べ物といえばあの目の見えないケーブ・フィッシュしかなかった凶作の年を思い出させる。

だから魚を食べるというのは、貧困の象徴みたいになってしまってる。ドワーフに、いくら美しく料理されていても魚を出すというのは、死ぬほどの侮辱なんだ。だから、俺の兄弟のアーノッドは、食べ物は狩りで手に入れるようになった。」

【ハシマの人間たち】
私は、マツノ族の出身。人間は帝国にいるだけでなく、フリーシティ連合にもいる。人間の部族の多くは、翡翠海周辺か翡翠海に浮かぶ島々に住んでいて、ナガの永遠の女王に恭順した。俺たちはイラスに祈りを捧げるが、シャラッサに対しても同様の敬意を払っている。」

【マザー・アース】
マザー・アースはオークのプロテクターでヒーラー。ファザー・スカイが怒りと行動を語り、マザー・アースは平和と仲間を語る。マザー・アースは命と恵みを与える。フアレアのようなハンターは、いつもマザー・アースに貢ぎものをする。」

【マーカス・ウルフ】
街を制圧し、自分がカーサルの公爵だと主張する・・・。そんなことをして、マーカス・ウルフが何を達成しようとしているのか全く理解できない。帝国は軍を送って街を取り戻そうとするだろう。そして、何年も半島を欲しがっていたエルフや魔法使いたちとの緊張状態を考慮すると、これは全面戦争に発展しそうだ。

もしかして、それがマーカス・ウルフの狙い?もしかしたら、グウェンドリン女王が戦争を起こさずに奴の要求を全てのむと思っているとか・・・。でも、それは愚かな賭けになる・・・、あ、もしかしたら、マーカスは戦争を始めたいとか、そうだとしたら恐ろしい考えだ・・・。」

【市議会】
カーサルは市議会の3人のメンバーが取り仕切っている。ロード・ジェノ、レディ・テア、そしてロード・ミロン。奴らには勝てなかった。マーカスとマーカスの闇の番人たちが見張り塔を襲撃してきたとき、彼らは連れ去られ、私は手も足も出なかった。闇の番人たちが彼らに何をしたかは知らないが、最悪の事を考えると恐ろしい。」

【山賊】
確かに、数日前、私は山賊たちに襲われた。影の森の近くだった。「襲われた」というのはちょっと違うな・・・。そのグループのリーダーは、礼儀正しい若者だった。名前をルークと言ったな。おそらくこれまで会った泥棒で、一番いい泥棒かもしれない。

彼は、十分に商品を残して、私が一文無しにならないように盗みをはたらいた。そして、奴らの襲撃によって車輪を失ったんだが、それも部下に修理させた。なんて変わった男なんだ。彼なんかは、境遇が違ったら、英雄になれてたくらいだよ。」

【改革】
ファルコン岬で何が起こってるか興味ないってわけじゃないんだ。でもほら、言うじゃないか。「宮廷から遠いと、手も届かない」ってさ。カーサルの情勢の方が気になるよ、正直な所・・・。」

【カーサルで買い物】
魔除けや魔力を持つ宝石を探しているのなら、ブレンダの店くらいしか思い浮かばない。コズミック・サークルだ。そして、彼女の店を勧めるのは、何も彼女が俺の妻だからってわけじゃない。」

【闇の番人】
私は昔、街の護衛をしていた。マーカス・ウルフのクーデターの後、闇の番人たちは我々を解散させ、我々の事務所も閉鎖し、抵抗すれば家族が危険にさらされると見え透いた脅しをかけてきた。そして奴らは街の門を閉じて、我々が帝国に助けを求めにいくのを回避した。カーサルに闇の時代が訪れている・・・。」

【カリム】
私の名はカリム。セブン・シティー、正確にはアルイムラルの出身。ハウス・マテルナの魔法使いだが、呪文での物作りよりも、古代の遺物やアーティファクトの方に興味がある。私はアシャン中を旅した。ストーンヘルムやハンマー滝も。

待て!ハンマー滝!君たち、あそこの出身ではないか?あそこが、君たちを見た場所だ。シャンティリ遺跡の研究で、ハンマー滝に数年住んだことがある。」

【シャリナール】
シャリナールは、女性ばかりのクルーが乗っている海賊船で、エルフ、ナガ、それに少数だけど人間もいる。でもキャプテン・シエルは、私たちにはシー・エルフの習慣に従うようにさせてる。

種族や出身関係なく、私たちは仲間を姉妹のようだと思っていて、シエルの旗は私たちの家紋のようなもの。私たちは全員、キャプテンの心臓の一鼓動に自分の命を捧げても惜しくないくらいなの。」

【海を越えて】
多くの人がザ・クラッグは世界の果てだと思っている。その向こうには目に見える限りは海しかないと思っている。だけど、俺はいつも思っていた。

もしもイリサス海の向こうに何か、見知らぬ土地があって、生命体が存在して、文明が発達していたりしたら?ある日、俺は自分の船のキャプテンになって、未知への冒険に挑戦してやる!」

【半島への旅】
サンドールとクラールは帰る。クラールはサンドールのお父さん、グリフィンのスラバを知っていた。いい人。サンドールとクラールは、古い友人で偉大なオークの船乗りのウラガンの結婚式のためにここに来た。ウラガンの結婚式は3回目。とても勇敢なオークだ!へへへ。」

【市議会】
自分が今どこにいるかきちんと分かっているやつなどいない。でも俺は、そんな奴らがかわいそうだとは思えない。ロード・ミロンはただの金持ちの小僧だった。役立たずで怠け者。

そしてロード・ジェノは、国民のよりよい暮らしなどにはほとんど関心を持たない有閑貴族だった。レディ・テアはところが、聡明で要領もよかっただが、彼女の野望が暴走する場面が多かった。

そういうことだから、新しい総督が状況の改善につながるかどうかは疑問だ・・・。「マーカス公爵」は、昔の市議会の欠点全てを合体させようとしているようにしか見えない。実際、市議会メンバーが互いに補い合えるような良い部分すらないようだし・・・。」

【カーサル】
ここハーバー・ディストリクトでは状態はそんなに悪くない。でも、アッパー・ディストリクトの方では、特に見張り塔の周りは、闇の番人が取り締まっていて、スラム街では犯罪が激化している。カーサル・リーグを支持していたことを考えると・・・。あの人たち、何考えてたのかしら?!」

【蓮帝国】
八重の蓮の花はナガの象徴のひとつ。八重の花弁が3つに分かれ、それぞれがナガのモットーである、規律、英知そして集中力を表す。蓮はエイシャと関連していて、純粋さ、調和、悟りを象徴している。」

【吸血エルフ】
雑音だらけ。そしてカオス。全て止めたかった。月が私にクモの毒を飲むように囁いた。私は毒を飲んで死に、生まれ変わった。アクカラスの1人として。

私は心の中に調和を見つけた。いまは、星の無い夜のように冷たい。でもその為に、血管を拍動させる永遠の痛みを受け入れ、それは、新鮮な血を口にすることでしか癒せない・・・。(彼女は少女のようにくすくす笑う。あまり油断はできない。)」

【ナガとお茶】
色々な形のケルプや海藻は、ナガの食生活の一部だったけど、アシャンの地上で生活するようになるまでは、それから飲み物を作ることはなかった。言わずもがな、海の底ではお茶の葉を乾燥させることも、お湯を沸かすことも難しいわ。

ここ数世紀の間、お茶はナガの文化になくてはならないものになった。それは、職人たちが、水の中でもお茶を飲めるように、部分的に空気で満たされた長いポットを作ったほど。」

【マーカス・ウルフ】
もちろんマーカス・ウルフは知ってるよ。噂だけだけど。奴は、ガーハート・ウルフ伯爵の終わり頃に産まれて、甥にあたる。ガーハートの妻のイリーナが、自分の夫を「取り除いて」自分が支配し始めたとき、マーカスは国外追放された。

今では、誰に聞いても、ガーハートは獣で、マーカスは、おべっか使い野郎だというだろう。だから、奴にカーサルをまかせて安心とは言えないね・・・。」

【エルフのタトゥー】
エルフは、彼らの人生を肌に刻むタトゥーを好んで入れる。年がいけばいくほど、その身体は人生の記録で埋め尽くされる。100年を過ぎない若者エルフたちは、後にスペースが要るようになることなど考えもせず、デザイン的なタトゥーで身体を埋め尽くし、笑われている。」

【錬金術】
錬金術というのは、「ポーション作り」だけで完結するわけではない。それは、哲学的そして精神的探求であり、この世界と生命の秘密を明らかにすることで、サーエラムに加わり、さらに現存するものの、より高いところへ到達することを可能にするものなのである。

具体的にどのようにして到達するかというと、それは、錬金術師によって意見が分かれるところだ。ある者は最も不純な鉱物をフレームゴールドに変化させようとする。

またある者は動かない建造物に命を吹き込もうとする・・・。またある者は、私のことだが、ドラゴンの結晶化した血をすりつぶし、溶かし、蒸留することで得られる薬で不老不死を追求する。」

【ディジン】
その質問からすると、私たちがいるのはセブン・シティではないのね。セブン・シティでは、ディジンを召喚するのが珍しくないもの。私たちは魔法の平面、セブン・シティの平面から来たスピリット。サーエラムがドラゴンになったときに創られた。だから、私たちのことは、魔法の精霊とでも思ってもらうといいわ。」

【ヌールの話】
セブン・シティがまだ建設中の頃、裏切り者の魔法使いが私を騙して捕獲したの。私のパワーを吸い取って、サーエラムと対等になろうとして。あれは・・・、良い結果にはならなかった。

どちらにとってもね。結局、私はサハールの砂漠の下で何世紀も過ごすことになったの。私は何年か前に解放されたばかりで、まだ完全には回復していないわ。」

【大天使ミカエルの2度目の死】
私は、大天使ミカエルが2度目に殺されたとき、あの場所にいた。時間が経つにつれ私は、ミカエルがもし生きていれば、2度目のエルダー戦争を起こしていただろうということに気がついた。そんなことは、絶対に起こってはならないこと。

今私は、過去の悲惨な出来事を忘れないように、歴史を保存するための協会を設立することを考えてるの。そうすれば、同じ過ちを繰り返しそうになっても持ちこたえられると思うの。」

【「カフェ・ド・ラ・リコーン」】
んん?それは、グレイハウンド公領の古い方言で、「ユニコーンのタバーン」という意味だ。よくわからんが、なぜかピッタリくると思うぜ。」

【リッカード】
俺?俺は飲んだくれ、だよ。それが俺がこの世を生き抜く術なんだと思うよ・・・。」

【オーウェン】
そうか、オーウェンは死んだのか。そうか・・・。ハンマー滝の住人たちは、奴のことは英雄としてずっと忘れないだろう。俺が吟遊詩人かなんかだったら、奴の冒険の唄でも書けたのにな。ほら、あの審問官のフェルナンドが街を併合する企てを阻止した話とか、ヴァロシティのデーモン・プリンスと闘ったときのこととか!」

【カード】
おお、そうか?ふむむ。それは私が製作中のゲームだ。2人プレイ用で、それぞれが塔を持つ魔法使いとしてプレイする。青いコインは魔法のクリスタルで、赤はレンガ、そして緑はメンバー。

これらのリソースを使いながら、違う種類のカードを使うという仕組みになっている。誰かに自分の塔を壊されるかもしれないし、あるいは誰かが敵の塔にダメージを与えるかもしれない・・・。

ルールさえ決めてしまえば、タバーンで遊ぶのにおもしろいゲームになると思うんだが・・・。」

【サンドール】
そうだ、サンドール。俺の名だ。ワタリガラスのパオ諸島の将軍。」

【セイイッドの過去】
私はアルルビットと神聖帝国の間にある小さな村で育った。ハウス・キメラで魔法を学んだ。なぜそんなことを聞く?」

【シヴァ】
私はフリー・シティ連合の東の方にあるストームクリフで育ったの。でも都会の生活は私には合っていなかった。冒険が私を呼ぶ声、つまりイラスが呼ぶ声が、強すぎたの。12歳のとき、私は家族を離れて、冒険家グループに加わって世界中を探検した。

ああ、あの冒険の数々!沈没寺院を襲ってドラゴン・ユートピアを見つけた・・・。そして、あの千の恐怖の墓と呼ばれる場所のことを聞いた。

その名前に私たちはひどく惹かれた。それでも、風の中にイラスの声が聞こえた。探検する場所も、見る場所も、ワクワクするようなことも、たくさんありすぎる。新しい冒険のひとつひとつが、この世にはいない友人たちの思い出を賞賛する、私なりのやり方なの。」

【ドワーフの執拗さ】
我々ドワーフはな、絶対何があっても降伏しない。我々は、何時間にも及ぶ容赦ない発砲にも耐え、攻撃するパーフェクトなタイミングを待つことができることで知られている。勝算がいくら低くても、死ぬまで戦いぬく。

ドワーフが最高の死だと考えるのは、後にその偉業を唄にする証人が見守る中、ほとんど勝ち目のない戦いで最期を遂げること。」

【カーサル】
文句はないな。カーサルで起こることはなんでも私のビジネスにはいい影響を与える。そしたら、俺の粗末な建物に客がもっと来るようになる。そうして考えてみると、街の門が閉鎖される前は、数週間ほど常連の多くは闇の番人だった。」

【羅刹天】
カーサルに戻りたいときは声をかけてくれたらいい。」

【死刑執行令状】
ブラックファングのリーダーと俺には・・・、過去がある。白ヘビの騎士団のバウンティ・ハンターとしては、ブラックファングの兵士は何人も殺した。その中にはアジットが最も信頼していた部下も含まれる。

それで、奴は俺の首に賞金をかけた。皮肉、だろ?あああ、何人もが俺の素質を確かめてやろうとかかってきた。でも奴らは負けた。全員地面にぶっ倒れた。」

【サメの海賊】
想像つくだろうけど、海賊船は、両生類の戦士にとってたくさんのチャンスが転がってる所だ。どんな海の男でも、殺気立ったサメ男がデッキに上がって来たらしょんべんをちびるかもしれないなんていうのは、ちょっとしたおまけみたいなもんだけどな・・・。」

【エルフたちの廃墟】
ここにある建物は、昔はスウィート・ロッジだった。そして、何世紀も前に存在したエルフの村のたった1つの名残でもある。今日になっても、エルフの村や集落が、枯れて倒れた木で暖をとり、落ちている枝で家を建てるのは習慣として残っている。

スウィート・ロッジは、誰でも利用でき、内部を含めロッジ全体においては、王様でも羊飼いでも皆が平等。ロッジの中では、全員が思ったことを正直に話すことができ、それをして罰せられることはない。スウィート・ロッジは、瞑想したり、予知を得たりするのに最適な場所なのだ。」

【ティエル】
俺は今・・・、自主的に亡命した形になっている。俺は、10年前に木の母のブリティガが焼尽された時、その凶悪な行為に責任を感じ、トゥイダーナのクランを罰するために武装した者のひとりだ。

俺たちは愚かだった。デーモンたちに簡単にコントロールされて同胞の争いを始めてしまった。俺の手には、たくさんの闇のエルフたちの血が・・・、無実の血が、染み付いている。今は、トゥイダーナの無実をアシャン全体に証明しようとしている。例えそれが自分の最後のすべきことになったとしても。」

【船の名前】
ウラガンはなんでクラッグやシエルや他のキャプテンたちはややこしい名前にこだわるのかわからない。ウラガンの船だから「ウラガンの船」という名前。どうだ?シンプルだ。」

【トーリンダス】
トーリンダスはグリムハイムのドワーフの最大の街。俺たちの街はそれぞれ王または女王と、最も裕福かつ勤勉な家族出身の相談役で構成された議会とを持っている。

トーリンダスはフリーシティ連合のリストムーアの近くに位置し、ここに住むドワーフたちは他の種族と頻繁にコンタクトをとることに慣れている。そういうこともあり、俺たちはドワーフの中で一番冒険心があるとして知られている。」

【エルフの荘厳】
アイローランの外では、エルフは常に真面目だというイメージを持たれている。これは内緒だが、俺たちは他の種族に対しては距離をおいているように見せているが、自分達の家にいるときは、宴会や歌、パーティー、酒盛りなどが大好きで、それをするためにはどんな言い訳もする!」

【ジャガー・ウォリアー】
ジャガーは強い。でもヤクシャはもっと強い!ベリッ!ヤクシャはジャガーの皮を着る。そしたらみんなヤクシャの強さがわかる!これがジャガー・ウォリアー流。」

【フェイスレス】
フェイスレスなら知っている。いや、かなり知っている。実は、フェイスレスから20年に渡って、シャドウの流儀を学ぶ指導を受けていたのだ。奴らはまた他の事も教えてくれた。痛み。狂気。暗闇での囁き・・・。

もしフェイスレスを相手にすることがあるなら、私からのアドバイスはひとつだけ。奴らが言うことは一切信じるな。目に見えることも一切信じるな。自分の持つ刃のみを信じろ。そして、光の呪文を学べ・・・。」

【オークの国々】
オークには3つの国家がある。草原ラナール、サハール砂漠、そしてパオ諸島。サーヴァージュ諸島にはオークの部族がいるけど、国としては小さすぎる。ユイサはハラソ諸島の出身。

そこの小さなオークの部族で、タートル部族。何年か前に、クラッグ・ハックがサンダーバード狩りをしているときに、私たちを見つけた。タートル部族はクラッグ・ハックと一緒に戦ったことを誇りに思ってる!」

【翡翠アロー】
私は人間で最初に、誰もがうらやむ翡翠アローになった。4年ごとにハシマ諸島で行われるアーチェリーのオープンコンテストで永遠の女王からトロフィをもらったの。それ以来、アシャン中からアーチャーたちが、そしてエルフたちもたまに、私の技術を学びたいとやってくる。その技術は、「ボウの歌」と呼ばれるようになった。

私は学びたい人にはその歌を歌ってあげるんだけど、みんな弓をマスターするには努力と練習でしかないことがわかるとやる気を失ってしまうの・・・。」

【ザッカラル】
俺の親父はこう言うだけの資格があるよ。「慈悲を見せる者は常に敗者となる。同情を捨てた者は必ず勝者となる。」だから、俺は自分の17人の兄弟を全員殺した。でも誰も理解してくれない。」

【パイレーツ諮問会】
パイレーツ諮問会は、俺たち海賊にとって政府みたいなもんだ。海賊キャプテンは誰でも正しい時にリベルタリアに居れば、諮問会に参加できる。これは言うより遥かに難しい。

リベルタリアの場所はいつも変化するからだ。クラッグ・ハックは、海賊王であるにも関わらず、諮問会の会議にはほとんど姿を見せない。多分彼はだらだら長い話より、体動かす方が性に合っているんだろ。」

【瓦礫と化した家】
何があった?奴らはその家を増築しようとしていただけだ。でも労働者たちが持ち主に鍵を渡す予定だったまさにその日、大黒柱が新しい天井を支えるのには弱すぎることが分かった。

結果的に、全てが倒壊してしまった。そして想像もつくだろうが、家の持ち主はかなりの憤慨ぶりだった。残念なことだ。奴らは本気でやる気だったのに・・・。」

【キャスパーのホスピス】
わしは、ウルフ公領の生まれじゃ。両親は薬剤師で、わしは両親の専門技術は尊敬しているが、自分はもっと広い知識を得ることを求めた。わしはセブン・シティーのアカデミーに入学し、素晴らしい学びを得た。聖なるものへの畏敬も学びのひとつじゃ。その後、アルベティルのハウス・エテルナに入った。

第2の蝕のとき、わしはヒエロファント・アナスターシャと組んで、あ、そうじゃ、当時は彼女はまだヒエロファントではなかった。頭のいい若い娘がその意思とは反対にアンデッドに変わってしまった。戦争の終盤になって、我々はここ半島で、彼女の兄弟のアントンが残りのデーモン軍の者を捕まえるのに協力した。

カーサルの街は何週間にも渡って攻撃を受けていた。辺りは死や病でいっぱいだった。アナスターシャはアルベティルに呼び戻されたが、わしのほうはここでホスピスを開くことにした。すでに10年前の話じゃ。エイシャの導きに無駄なことは1つもない・・・。」

【代わりのリソース】
「ドラゴンブラッド・クリスタルは光り輝く・・・、ドラゴンブラッド・クリスタルがあれば何も要らない」と皆言うが、そんなのは馬鹿者の言うことだ!代わりのリソースこそが、未来なのだ。あと何世紀もすれば、ドラゴンブラッドの鉱脈は枯渇する。そして、その馬鹿者達は私に泣きつくことになる。

フム・・・、実際、私はその頃にはとっくに死んでるか。でも、私の言いたいことはわかるだろう。」

【ドワーフの芸術】
ドワーフの芸術的な能力は、よく見過ごされてしまう。アシャンで腕がいいと言われているガラス吹きや石彫り、宝石職人、ミュージシャンには、人間やエルフ達ではなく、ドワーフが結構多いんだ!

ということは、俺たちは美しいだけでなく、使える芸術を好むということ。例えば、ドワーフが箱に魔法をかけて、それは笛で正しい音を吹かないと開かないようにするとか、他には、ほら、巨大なパイプオルガンで街中に仕掛けられている複雑な仕組みのスイッチを入れるとかさ。」

【再訂可能な巻物】
羊皮紙を無駄遣いしないように、魔法の巻物の中には、適切な溶剤を使えば簡単に消せる、錬金術で作ったインクで書かれたものがある。この再訂可能な巻物は、「パリンプセスト」と呼ばれる。

ということだから、最初に書いた文字が数年して浮かび上がってくることがある。「過去の言葉の亡霊はなかなか完全には消えない」とは、詩人のムシンが言った言葉だ。」

【サナの召喚】
あるアークマージが私を召喚したの。彼の研究を手伝う為にね。そこで条件を出したの。1年と1ヶ月と1日の間協力できるけど、その後は、世界を探検させてほしいって。想像の通り、彼は約束を破ったわ。そんな事するから罰があたったのよ。数日後、彼は老衰で死んでしまった。」

【フォート・レゲールのブラックファング】
そう、私はブラックファングの代表。私たちの組織はむかしオズウィン・ユニコーン公爵と・・・契約を交わしていたの。でも、それは公爵が契約内容が気に入らなくなった時点で終了した。彼は裏切った。そしてヨーウィックにいるブラックファングのリーダー全員が、死ぬか投獄されるはめになった。

だけど私はどんなに悲惨な状況にあっても、ビジネスの機会が無いと嘆いてあきらめるようなタイプではないの。ブラックマーケットを作り上げるのがどんなに簡単だったか、それを知るとびっくりするわよ。囚人や護衛、全員がニーズを持っていて、私はそれを満たすことが出来る。・・・適切な価格でね。」

【ザ・ブリッグ】
護衛たちはこの場所が調査の目から逃れるために建てられたと思い込んでいる。私は彼らがそう思っててくれてて助かるけど。そして、ここを通って逃げられないようになっているのは本当よ。岸にたどり着けるほど長く息を止めていられることができる呪文はない。

奴らは、帝国の人間が全員そうなように考えが一辺倒だから、ブラックファングがナガ族の中にもエージェントを持っていることを知らない。両生類ならこの洞窟まで泳いでくるなんてことは簡単。彼らは私たちが逃げることを直接は助けられないけど、護衛たちに頼み事をするときに使える物品は運んでくることができる。」

【ニーラの影響力】
護衛たちは、すでにニーラのことは自分達の上司よりも尊敬している。彼女は奴らが何を欲しがっているか、何が秘密か、どんな悪行をしているか、全て把握している。そしてほとんど全員が彼女に頭が上がらない。じきに彼女はその借りをまとめて返してもらおうとするだろう。1年もみてろよ、彼女はこの岩場を取り仕切るようになるさ。ブラックファングはそりゃあ、こんな砦はいい前哨地点になるし、利用しまくるだろうよ・・・」

【ジョフル】
俺は、巾着切りのジョフル・アーランドソン。昔はトーヒルファでストロングハンマーをやってたけど、仲間は盗みやペテン師はキライだったんだ・・・。」

【ウルフ家とフェイスレス】
ダンスタンがフェイスレスだった?本当か?全く知らなかった。正直言うと、そんなことは気にも留めていなかった。俺のおじはヴラデックのクロッシングの闇の番人たちをよく雇っていてな、俺がウルフ公領を高飛びさせられたときに奴らは俺をかくまうことになっていた。しかしだな、あの野郎、ダンスタンが俺を見つけてしまいやがった。

奴は俺の闇の番人とのコネが必要だとかで、その引き換えとして俺はカーサルの公爵になったというわけだ。真の公領の後継は、相続権を奪われ、自力で公爵となり、制圧され見捨てられた人間たちを解放した。フォークソングになってもいい話だと思わないか?

大好きなイリーナおばさんへの復讐にピッタリだ。俺の物になるはずだった物をすべて奪いやがって!俺は英雄として名を残すはずだったんだ。そしてあいつは、その性格にふさわしく強奪者となるはずだったんだ!」

【ミーヴィーンの過去】
死なんかよりたちの悪い宿命というものが存在する。本当だ。ブラックファングが俺を見つけて仲間にしたとき、奴らは俺の命を救っただけでなく、魂までも救ってくれたんだ。言いたかったのはそれだけだ。」